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特殊詐欺に騙されるな!高齢者を狙う詐欺師の手口を知ろう

連日連夜といっていいでしょう。

振り込め詐欺には気をつけよう、暗号を決めておきましょう!

 

いくら呼びかけても減る様子のない特殊詐欺。

自分の息子の声までわからなくなるのだろうか。

 

純粋に首を傾げてしまうけれど、騙されてしまう人は騙されてしまう。

汗水たらして、努力して、苦労してお金を稼ぐぐらいなら、役者になって高齢者を騙すほうがお手軽。

 

そんな風に思っている輩が今日も大切なあなたや家族の財産を狙っています。

 

できること?

もちろんあります。

 

いたちごっこになることを厭わず、詐欺師の手口を一つでも多く知ることです。

そして、無駄になることを完全覚悟で親は子に、子は親に伝えましょう。

私である暗号は「これ」と。

 

ただその一つだけを決めておくだけでも、どれだけの特殊詐欺から免れることができるか。

賢く生きるということは、騙されないことじゃありません。

騙されるということに知恵と勇気を持って立ち向かう決意です。

 

 

手口:入居権

「あなたには老人ホームの入居権があります」という封書が届き、後日業者を名乗る人物から電話が入る。

「ホームへの入居希望者がたくさん待っている。人助けと思って名義貸しをしてほしい」と。

 

話にのると、「名義貸しは犯罪だ」と指摘、示談金を要求してくる。

これはこれは役割分担をして詐欺を行う”劇場型”と呼ばれるもの。

 

考えよう!

電話では誰でも何にでもなれる。

突然の電話の相手の要求に応える義務はない。感じの悪い人になることに何の問題もない。

 

最悪、電話を折り返すといって連絡先を聞いて、録音しながらかけること。

そして必ず一人で対処せず、最低一人には相談する。

 

 

手口:個人情報

まずは個人情報を引き出す目的の電話がかかってくる。

相手は(年金機構ですとか)公的機関を名乗る場合が多い。

 

「あなたの個人情報が漏れていますので削除しますか」と尋ねてくる。

依頼してしまうと後日、「代理人をたてる必要がある」と電話がきて、NPO法人を紹介され削除費用としてお金を巻きあげられる。

これも劇場型の一種。

 

考えよう!

たとえ総理大臣からであっても(むしろ疑わしいが)顔もなくなんの身分証明にもならない電話でのやりとりに従う必要はない。

とにかく公的機関から直接電話がきた時点で怪しもう。

 

そして公的機関であればあるほど、きちんと連絡先を自分で調べて折り返しの電話にする。

必ず誰かに相談して即答だけは絶対に絶対にしないこと。

 

1分1秒争うことなどまず人生にはそうないし、実際、1分1秒争うことなら電話のやりとりをしている時点で手遅れになる。冷静になること。

 

 

手口:郵送・受け渡し型

息子になりすまし、「仕事でミスをした」「事故を起こした」などと言って、指定した口座への振り込みを誘導する振り込め詐欺にも新しい手口が登場!

 

金融機関を介することなく、なんと現金を郵送させるタイプである。

「自宅まで部下に受け取りに行かせます」といったり、駅を指定してそこで受け渡しを行うなど巧妙かつ大胆なものが登場しています。

いわゆる”受け子”を使うパターンですね。

 

考えよう!

とにかく即決の回答は絶対になし。

事前に家族内で決めておいた暗号(必ず暗号を決めておくのが前提)を思い出し、言わせること。

 

万が一それが適合する可能性もあるので、暗号が合致したとしても、必ず折り返しの電話にすると伝え、間違いなく誰かに相談すること。

 

何度も言うけれど、1分1秒を争う必要などないのだから、十分に時間と頭を使って、一人で判断して行動に移すことのないようにすること。

 

 

手口:アダルトサイト

スマホやパソコンでニュースサイトや動画を見ていて、たまたま広告バナーなどをタッチしてしまう。

すると、いつのまにかアダルトサイトに移動してしまうことが。

 

しかしサイトは画面が固定されていて動かなくなるよう細工されておりアダルト画面を消そうとあちこちのキーを押すものの画面は一向に変わらない。

 

よく見れば、「解除したければここへ連絡してください」という表示が出ている。

仕方なく連絡するとお金を振り込むよう指示されるというもの。

 

考えよう!

家族に知られたくない一心からお金で済むならと焦る気持ちはあっても決してその手にのらないこと。

 

裁判や弁護士という言葉を出してきてもひるむことなく冷静に。

訴えると言われたら「どうぞ」といってもいいかも。

 

それだけでも相手がひるんでしまうし、知人の弁護士に相談してみると言って決して裁判という2文字にひるんでいない冷静な態度が大事。

とにかく一人で悩まない、決断しない、行動しないこと。

 

相談する相手や身寄りがない場合でも、法テラスの無料相談に連絡したり、消費者センターに連絡するという手数を惜しまず、また思い出すこと。

 

 

手口:重畳(ちょうじょう)

一度詐欺に遭った人が狙い撃ちにされることが多いというのが特殊詐欺の特徴。

 

「振り込め詐欺での逮捕者が持っている名簿の中にあなたの名前がある」

といった連絡をしてきて、被害額を返金したいと申し出てくる。

 

ただし返金には担当刑事への謝礼が必要といってお金を騙し取られるケース。

 

考えよう!

騙されたことを家族にも知られたくない。

そういった感情を逆手にとった詐欺。

 

被害額を返金すると一見自分に有利な内容を言われたとしても、絶対に鵜呑みにせず、一旦冷静になり、家族と話し合ってから折り返し電話するといい、連絡先を尋ねること。

 

とにかく万策尽きて頭が真っ白になってうまく対処できる自信がないのならなおのこと、自分から折り返し連絡するということ。

言えなかったとしてパニックに陥ったら、電話を切る。

 

本当に相手に伝えたいことがあるなら切れたままにはせずもう一度かけてくるでしょう。

とにかく流れにのらない。

 

顔もわからない相手の言葉に乗る必要もなければ、いい人である必要も全くないということを日々考えておくこと。

いい人はだいたい安請け合いをすることが多いもの。

 

でも、安請け合いしない人間を多くの人間は信頼するということを知ろう。

一人で悩まない、考えない、行動しない。

 

そして最低限、家族との間に自分たちにだけ通じる暗号を作り、決めておく。

 

 

いかがでしたか。

声音や声質などどうにでもなるもの、つまりいくらでもなりすますことができるわけなので、家族しかしらない暗号を二つか三つは用意して、しつこいぐらいを笑い話にできるぐらいにしておく。

 

何もなければ笑い話。

何かあれば最強のセキュリティ。

賢く生きるということは、自分の場合はどうすればいいかと自分に置き換え、想像し、対策をすること。

 

ではまた。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参考:女性自身9/17号