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ホンマでっか!?カレーを食べると嫌な記憶を消せる!?

2015年10月21日の「ホンマでっかTV!?」では、カレーを食べると嫌な記憶を消せる!?

といった、突飛なタイトルで始まりました。

 

人間の不思議を感じるいつも以上に面白い内容でした。

さていきましょう。

 

 

カレーを食べると嫌な記憶を消せる!?

池田先生からスタートします。

池田先生:

ニューヨーク州立大学のラットの研究で、カレーのターメリックに入っているクルクミンが嫌な記憶を消すことに関係しているんじゃないかと。

 

音を聞かせて嫌な記憶を刷り込むと怯えるようにラットを訓練しておき、そのラットにクルクミンを与えた方と与えない方とに分けたら、与えた方は嫌な音を与えても怯えなかった。

記憶を司る脳領域に作用した可能性がある、と説明。

 

澤口先生:

嫌な記憶だけを消すという研究が進んでいる。

PTSDといったような悪い記憶を消さなくてはいけない。

 

クルクミンは嫌なことがあったときにカレーを食べたくなるということがある。

それは関係あるかも、と。

 

植木先生:

嫌な記憶だけじゃなく、楽しい記憶や普通の記憶は昔から忘却曲線といってなだらかに落ちていくといわれていた。

いっぽうPTSDの記憶の忘れ方というものが研究発表されたのですが、しばらく潜伏期間があり忘れられないが、あるときから少し忘れます。

 

そしてまたしばらく忘れません。

で、また階段状に忘却していく。

上手に階段状に綺麗に落ちていくためにはどういうような処遇をしたらいいか。

  • カウンセラーと話す。
  • 投薬治療を続ける
  • 同病相憐れむ

これでいうと、3がダントツで階段状に綺麗に落ちていったといいます。

同じ体験をした人同士が癒し合うのが一番綺麗におちていくと。

 

武田先生:

5月1日にコレステロースは少し多目がいいに変わった。

コレステロールの多い食品、卵とか油とか、全然体のコレステロールの量と関係ない。

 

なぜかというと、体内で80、外から20作ったとして、あるときコレストロールを減らそうと外を10に減らすと体の中は90になる。

見かけ少なくなったようにみえるけれども、体は今日卵を食べるかどうか知らないから今までの経験で合成する。

 

ところが卵をとるのが少なくなると、体は余計に作らなくちゃいけないと思うから結局は同じになる。

つまり、コレステロールは食べ物では変わらない、と。

 

次に登場する初登場の山本先生は、武田先生のご紹介によると、化学の学者の中にもランキングがあるそうなのですが、世界トップ、1位の人なのだそう。

 

日本化学界の次期会長でもある方です。

では、山本先生いきます。

 

山本先生(分子技術評論家):

コレステロールの話でわかるように人間の体はよくできている。

へんな知識でいろいろ考えないほうがいい。

 

美味しいもの、いろいろなものを食べると勝手に体の中で調整してくれるんです。

嫌いなものは残してください。

 

人の体の中には4000以上の酵素がある。

酵素の道具を作るために本当はいろんなものを食べた方がいい。

 

でも酵素のしくみは本当のところびっくりするほどの起原?なんですよ。

私どもは化学ですよね、化学で真似したいがとても足元にも及ばない。

 

圧倒的にそう。

人体について本当のことがわかるにはあと100年くらいかかると思う、と。

 

池田先生:

人によって違うから、ぜんぶ。

何があっているかは自分の体にきかないとわからない。

 

一般的にこれがいいと言われてもそれは平均値であって、自分で試してみてこれは体に悪いと思ったら食べないし、調子がいいと思ったら食べる。

 

おそらく人間は遺伝的な組み合わせで最大寿命が決まっていると思う。

いかに縮めるかっていうだけのこと、変なことするとどんどん縮まっていく。

100歳まで生きた人はうまく生きた人。

 

門倉先生:

病気で入院したとき、お見舞いにきてくれる友人を最低でも2人以上作っておくと長生きできる。

 

経済学の世界では職場の上司とか同僚に注目されたり特別扱いされるとやる気があがり、モチベーションが高まるという効果が知られている。

名付けて、ホーソン効果と言われている。

 

寿命にも影響することがわかっており、イスラエルのテルアビブ大学が20年間にわたり820人を研究したところ、注目されなかった人は注目される人にくらべて死亡率が2.4倍にもあがった。

 

さらには心筋梗塞の治療を受けた人を対象にお見舞いに来てくれる人の数と6ヶ月以内の死亡率を数えたところ見舞いにきてくれなかった人は7割の人が死んでしまった。

2人以上お見舞いに来た人の死亡率は26パーセントだった、と。

 

植木先生:

ホーソン効果ということですが心理学の実験で、ホーソンという工場でどうやったら労働者の意欲が上がるかという実験で、職場の環境を温度をよくしたり明るくしたりいろいろ試したが何をやってもダメだった。

 

ところがある工場で、それを心理学者が観察しているとお知らせしたらそこはあがった。

どんな劣悪な職場だろうと、誰かが見てますよという群はよく働く、頑張ろうという気持ちになる。

 

注目されると元気になる、これがホーソン効果。

 

山本先生:

赤ワインを飲めばガンになる確率が少し落ちる。

低くなる。

 

ボルドーでやった実験だが、いわゆる寿命が伸びると言われていた、血管型の病気にあんまりならない、それはポリフェノールの影響だと言われていたがそうでもない。

 

さらにいい成分が入ってた。

それは、レスベラトロールというもの。

同じ遺伝子を持つのに片方だけガンにならない双子がいるのはわからなかったが、遺伝子だけでなく、次の段階に関わってくる。

 

そうすると、レスベラトロールを使うとそれが活性されて阻害される、変なことをしなくなる。

現在、レスベラトロールという一番シンプルな化合物を素材にして新薬を作ることに欧米が盛んだと。

 

武田先生:

ガンの最先端研究で、昔は発がん物質があると言われていたが、最先端では「辛い思いをしないこと」がんにかからないためには。

 

辛いっていうのは、頑張るとかそういうことじゃない、本人が辛いと思う状態、ちょっとでも辛いなと思うとそれが引き金になってしまう。

 

がん細胞は原始的だからそういうものに逃げようとする。

それでできていく。

 

心理的なものが現代社会は複雑に組み合わさってるから辛いところから逃げられないことがあるけれども、医者がいうには

「思い切って逃げろ」

と。

 

それが一番いいんだと。

辛いことから逃げることが人間の正しい生き方、だと。

 

澤口先生:

長生きの話をするのであれば、自分の人生に価値がある、意味があると思うだけで7年以上長生きします。

2011年の論文だと、夢を持っていると7.1年長生きすると。

 

価値が見いだせない人は、自分の人生には意味がある、価値があると繰り返せばいい、思い込めばいいと回答。

 

おおたわ先生:

価値があるかどうかって人間が決めるのは教えていかないと急には自分の価値を認めることはできないもの。

子供の頃から教えるのがいいが、イギリスで教えているのは「ありがとう日記」をつけるという方法。

 

1日の最後に今日の感謝を思い出すことで今日のいい出来事を一つでもいいから書く。

なんでもいい、ありがとう日記をつけることで自分の人生に肯定的な物の考え方をする人間に育つことが注目されている。

 

澤口先生:

幸せな方と一緒にいるといいというのが最近わかっている。これは匂いで相手が幸せになるんで。

 

幸せな方が集まっているところにいくとか、幸せな方がいたあとにつるむと匂いで媒介されるので幸せになっていく。

感謝の気持ちを持っている人は幸福感が強いので、たまにそういう人と会えば自分も幸福になる。

 

植木先生:

楽観的な気持ちや悲観的な気持ちは遺伝子レベルで説明できるということがオックスフォードの研究でわかっているが、285名の大学生に良い光景と悪い光景をランダムに見せる実験をしたとき、640回繰り返すとわかってくる。

 

楽観的な人は→良い光景ばかり注視

悲観的な人は→悪い光景ばかり注視

 

研究者たちはいいものだけを見させるトレーニングをした。

 

するとかなり改善された。

訓練により悲観的な人は楽観的になる。

楽観性、悲観性というのはトレーニングできる。

 

 

まとめ

以上、大変興味深く、また為になる心理学のお話を聞くことができました。

中でも一番興味深く心にしみたのは、初登場の山本先生の言葉でした。

 

そして、武田先生の「思い切って逃げろ」

これです。

生活の至る場面でこれは生きた教材として今後たびたび活躍してくれる考えと確信しました。


ではまた。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。